Top / USP経営ハンドブック / 5.消費者志向の時代に / 5.4.1:5の法則-5:25の法則

「1:5の法則」とは、新規顧客に販売するコストは既存顧客に販売するコストの5倍かかるということです。
「5:25の法則」とは、顧客離れを5%改善すれば、利益が最低でも25%改善されるということです。
どちらも経験則としてよく知られています。

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これまでは優秀な営業マンがクライアントを探し、あるいは大量の広告を行って商品やサービスを販売してきました。
人々が商品を欲しがっていた時代、「同じものを大量に作って売る」ことが出来た時代はそういうビジネスモデルが成り立ちました。
顧客獲得コストがまだ低かった時代、それだけのコストを掛けても十分に元が取れていたのでしょう。

しかし、そのような幸せな時代は過ぎ去りました。
今の消費者は、たくさんの商品に囲まれ、自分で商品を選ぶだけの力も持っていると自認しています。
商品やサービスをクライアントに知っていただくコスト、使っていただくコスト、いわゆる顧客獲得コストは今までとは比べものになりません。

「新規顧客(マーケットシェア)から既存顧客(カスタマーシェア)へ」「販売重視から顧客重視へ」という言葉はよく聞かれます。
もちろん、話はそう単純ではなく、企業にとっては新規顧客の獲得も重要な課題であることには変わりせん。
新規顧客の開拓は、営業マンにとっては晴れ舞台です。特に営業畑出身の経営者にとっては力が入るところです。

しかし、ここではまず「新規顧客獲得の仕組み化」を考えることが大切です。
その分、既存顧客をクライアントに、そしてファンへと育てていくところに人手を掛けます。

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